考えたら

九州リーグってJリーグの下の下のリーグなんですよね。
ということはFC琉球がスムーズに階段を昇っていけば(もちろんやらないといけないことは多々ありますが)、計算上は2007年にはJ2で戦うことができる、、、

おいおい、2007年ってあと2年後じゃん!!!

2007年と言うとまだまだ先のような感じですが、実は2年後。2年なんてあっという間です。選手たちは1日でも早くJでやりたいと思ってプレーしています。頑張れば2007年にJに入れることも知っているでしょう。kyuリーグ昇格を果たし、目標がはっきりと見えた今、J昇格のために必死で頑張ると思います。

選手が頑張って昇格を目指している間にやらないといけないこと、それはJリーグへの昇格条件を満たす事でしょう。Jリーグへの昇格条件は

(1)JFL原則2位以内
(2)クラブの法人化
(3)ホームタウンの確保
(4)選手・指導者のライセンス
(5)下部組織の保有(ユース、ジュニアユース、ジュニアチーム。J2クラブはユースチームを持つ事が最低条件)
(6)スタジアムの確保(常緑・天然芝で原則縦105m横68mのピッチ、平均1500ルクス以上の照明装置、J2は収容人数10000人の座席を持つスタジアム)

です。どんなにこの2年間勝ち続けても、これを満たさなければJには昇格できません。

とりあえず、このうち(1)は選手に頑張ってもらって、(2)、(3)、(4)、(5)は2年のうちに球団にどうにか頑張ってもらいましょう。結構大変でしょうけど。でももっと大変なのは(6)です。スタジアムを確保しなければならないんです。

こればかりは球団がいっくら頑張ってもできるものじゃないし、行政の協力が不可欠!しかもかなりのお金がかかります。現に私自身沖縄のスタジアムを実際に見て回りましたが、県内にJリーグ規格を満たすスタジアムはありません。FC琉球がJに昇格するには、スタジアムの改修が必要なのです。ザスパのように昇格後に改修する場合もありますが、その工事期間中の代替のホームスタジアムが沖縄にあるかと言えば、わかりません。どのスタジアムの照明装置も規格を満たしてないですし、ピッチの状態も微妙なんです。


場当たり的にスタジアムを決めるのではなく。今のうちにどの競技場がふさわしいのか、チームもサポーターも考える必要があるように思います。

幸い、今年の九州リーグから1部でホームアンドアウエーが導入されます。

この試合を行う競技場を検討しながら、将来のホームスタジアムも考えなければならないという事に気付いた、少し暖かい沖縄の冬でした。



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